· Linux Virtual Server(LVS)は、レイヤー4スイッチを利用して、Webサーバーやメールサーバーなどの
ネットワークサービスのload sharingを可能にします。
これは非常に高速で、これらのサービスは数万から数十万の同時アクセスにまで
拡張してサービスの提供が可能となります。
· HANBIROで運用中のクラスタ形態は様々な種類があります。
代表的な3つの形態については以下をご参照ください。
1) Load Balancing(一般的クラスタ形態)
最も一般的なクラスタ形態であり、一台のロードバランスサーバーが複数台のリアルサーバーにリクエストを分散する。
ロードバランスサーバーに障害を起きた場合、サービス全体が停止する短所がある。
1台のロードバランサがクライアントの要請を複数のリアルサーバーへ分散
2) High Availability and Load Balancing(高可用性ロードバランサ)
2台のロードバランスサーバーがマスターとスタンバイの役割を持つFail Over形態。
マスターサーバーがロードバランスを担当し、障害が起きた場合には待機状態にあるスタンバイサーバーが即時にロードバランスを担当するようになる。
マスターサーバーが復旧するとスタンバイサーバーは再び待機状態になる、最も安定的な形態。
- 2台のロードバランスサーバーのうちマスターサーバーがクライアントの要請を複数のリアル
サーバーへ分散させる。
- スタンバイサーバーはマスターサーバーの障害に備える
- マスターサーバーが復旧するとスタンバイサーバーは再びスタンバイ状態にもどる。
- クラスタサーバーのOSはWindowsサーバーにも使用が可能
3) Streamline High Availability and Load Balancing
(リアルサーバーが高可用性ロードバランサを兼ねる形態)
2台のリアルサーバーがHA機能を兼ねるクラスタ形態。
ロードバランスサーバーが別途必要ないため費用的には効率的だがリアルサーバーがLinuxプラットフォームに限定される短所があり、大型サービスには向いてません。
- 2台のリアルサーバーがFail Over機能を持つロードバランスサーバーの役割を兼ねる
- リアルサーバー1/マスターサーバーが障害を起こすとリアルサーバー2がロードバランスを行い
リアルサーバー1はクラスタ群から排除
· クラスタサーバー間のデータは同期化される必要があります。
· HANBIROでは4つの方法で構築しています。
1) Data Synchronization
簡単な方法でクラスタサーバー間にある程度の時間差をおいて自動同期化する。
- データ量とアップデートされる資料の量が少ないコンテンツの場合に有用
2) Data Uploading at a time
HANBIROが提供するソフトウェアを利用してクラスタサーバーにデータを同時にアップロードさせる方法
- サーバー上でプログラムによりデータが変更されるファイルある場合には1の方法で行います。
3) Data server
データをクラスタサーバーから抜いて別のサーバーで運用する。
- データをクラスタサーバーから抜いて別で運用する。
- データサーバーの二重化、または同期化でFail Overシステムを構成する。
- データサーバーがFailした場合、自動でData Server Standby Serverをマウントして異常無く
使用する。
- データ量が1TB以下の場合に有用
4) Storage of Data server
データ量が数テラバイトの場合には必ずStorage Server Systemを構成する必要があります。
- データ量が数テラバイトの場合には一般サーバーで構成するとファイルシステムの
損傷が頻発します。
- 並列ファイルシステムのStorageの構成が必要
- データ量によるサーバーの追加が可能であり、二重化サーバーの構成でFail Overが構成され
ている必要がある。
Webサーバー1台ではアクセス量の増加やサーバーの負荷により正常なサービスが難しい場合、サーバーの増設が必要です。
増設の後、複数台のサーバーに負荷が分散される必要があります。
クラスタリングされたサーバーで正常にサービスが行えるようにサーバーの状態によって分散させ、サーバーの異常を検知して障害時には
即時に自動的に当該サーバーへの分配を遮断することで正常なサービスが行われるようにします。
同じ構成のサーバー群が並列に接続された状態です。
ロードバランサによりクラスタリングされたサーバー群でサービスが行われます。
クラスタリングされたサーバー群のうち特定のサーバーに異常があればロードバランサからそのサーバーへの分配を消去して正常なサービスが中断することを防ぎます。
ロードバランサがFailになる場合を想定してロードバランササーバーを2台構成し、Master-Stanby サーバーで運用します。
また、クラスタサーバーのうち1台をロードバランサStanbyサーバーとして稼動させることも可能です。
MasterサーバーとStandbyサーバーを構成して、MasterサーバーのFail時にはStandbyサーバーが自動的にMasterサーバーの役割します。
Standbyサーバーは普段は待機状態でMaster サーバーがFailになった場合に作動します。
このような構成をFail Overと言います。
また、クラスタのサーバー群で特定のサーバーがFailになった場合、そのサーバーへの分配を自動的に消去して無停止システムの構築が可能になります。
つまり、「Fail」になった場合に「Over」する(役割を渡す)ということです。